シヴァの行動開始時に敵がたいまつを使い、マップの視界が開けるように変更しました。
このイベントを追加した目的は答え合わせです。言い換えれば、原作の知識に頼った進行をしたプレイヤーに、振り返って検証してもらうためです。ただただ難易度が高いだけのマップと思われても困るので。
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たいまつを使わせる処理について
シヴァがたいまつを使用するアクションは、オープニングデモでオーシンがたいまつを使うもの(JSL $87bf14)を流用しました。
この処理は、ユニットIDを指定して使うタイプのプログラムとなっていましたが、索敵マップで見えない敵は処理対象外とされています。なので、先に視界を開いておいて、そのあとにたいまつを使わせるようにしました。見え方はやや違和感がありますが技術的な制約として諦めてください。
イベント中でも、敵がアイテムを使うと「たいまつ」なる表示が出てしまうようです。そもそも敵やNPCがたいまつを使う場面は本来存在しないので、このメッセージが出る処理自体を潰してしまってもよさそうですが、このメッセージについてはどんな処理をしているのか確認していないため、とりあえず放置しています。気が向いたら対処します。
追記:英語化の対応に際して、当該メッセージを削除しました。
なぜ闇の中でたいまつを使ってはいけないのか
以下の処理を nop で潰せば、闇の中にいて見えていない敵にもたいまつを使わせられるようになります。
84:B618 20 48 B6 jsr $B648 ; 84:B61B B0 15 bcs $B632 ;
しかし、完全な闇の中で敵がたいまつを使うと、表示がバグるようです。
なぜ見えていない敵はこれを使えないようにしてあったのかが、よくわかりますね。