隠し設定の変更機能を追加

Rボタンを押しながら設定画面を開くと、隠し設定を変更できるようにしました。賛否が分かれるであろう要素を切り替えられます。

今回の設計にあたり、「フェイズ表示」と「ゲームモード」の設定に使うメモリ値を変更しました。前バージョンからのセーブデータを引き継ぎたい場合は、この画面でメモリ値を再設定してください。

フェイズ表示

ターン開始時にフェイズ名を表示するかどうかを切り替えます。デフォルトはオンです。

計算式

アレンジまたはトラディショナルから選択。デフォルトはアレンジです。

  • アレンジ:力または魔力の半分が攻撃力に加算されます。また、攻速に技の半分が加算されます。
  • トラディショナル:力または魔力がそのまま攻撃力に加算されます。攻速に技は加算されません。

計算式の変更は受け入れ難いというご意見をしばしば見かけるので、設定で計算式を変更できるようにしました。「トラディショナル」を選択した場合、力または魔力がそのまま(半減されず)攻撃力に加算され、技の半分が攻速に加算されなくなります。

このハックはもともと「トラディショナル」の計算式でプレイするようには設計されていないため、バランスについては期待しないでください。やるかやられるかの世界になっていると思います。

武器の重さの軽減には体格ではなく力/2を使うため、FE5から見れば厳密にはトラディショナルではないですが、見逃してください。

この設定を変更しても、ゲーム中のメッセージやヘルプ内の記載は変更されません。

命中判定

攻撃の命中判定をするときの乱数の使い方を設定します。デフォルトはハイブリッドです。

  • 1:乱数を1つだけ取得し、その値で判定します。原作FE5の方式です。
  • 2:乱数を2つ取得し、その平均値で判定します。GBAFEなどで使われている方式(いわゆる実行命中率)です。
  • ハイブリッド:命中率が50%以上のときは乱数2つの平均値、49%以下では乱数を1つだけ使用します。FE14以降のIS内製FEで使われている方式(いわゆるFates RN)です。

ゲームモード

クラシックモードとカジュアルモードの切り替えができます。

隠し設定の変更

この画面の設定項目をロックできます。

  • 許可:この画面の設定値の変更を許可します。
  • 禁止:この画面のフェイズ表示以外の設定値が変更不可になります。

ゲームに重大な影響を与える設定が頻繁に変更できるのを好まないプレイヤーもいるでしょうから、それらをロック可能にしました。この項目を「禁止」に変更すると、次回この画面を開いたときからフェイズ表示以外の項目の変更ができなくなります。(画面上には変更可能な項目が表示されますが、閉じる際には保存されません。)